キャリア目標のコツ! キャリアアップには必須!

キャリア

キャリアアップを目指すには、キャリア目標を立てることがとても重要です。キャリア目標とは?その具体的な立て方は?を整理します。また、目標を立てるときのヒントになる「キャリアパスやキャリアマップ」についても説明します。

キャリア目標とは?

キャリア目標(Career goals)は、個人が自身の職業やキャリアに関する将来の望みや計画を示すものです。これは、個人がキャリアパスを設定し、仕事や職業生活で達成したい具体的な目標や方向性を表現するものです。キャリア目標は、個人の職業生活を計画し、進化させるための指針として機能し、以下の点に関連しています。

  1. 職業的な成長: キャリア目標は、個人が職業的なスキルや知識を向上させ、より高い職位や責任を獲得するための目標を反映することがあります。
  2. 経済的な安定: 多くの人にとって、キャリア目標は収入の向上や経済的な安定を求めるものであり、将来の経済的な成功を実現するための計画を含むことがあります。
    私の事例35歳までに年収XX円、40歳までにXX円といった目標は立てていました。今思うとそのために頑張るという面もあり、具体的な数字目標も大事だと感じます。
  3. 個人的な満足度: キャリア目標は、個人の職業生活が自分自身にとって充実感や満足感をもたらすことを重視することがあります。自己満足や幸福感を実現するための要素も考慮されます。
  4. ワークライフバランス: キャリア目標は、個人のワークライフバランスを向上させ、家庭との調和を図るための計画を含むことがあります。
  5. 社会的な影響: 一部の人は、キャリア目標に社会への貢献や影響を求め、自身の職業を通じて社会に貢献する方法を考えています。

キャリア目標は、個人によって異なります。個人の価値観、関心、スキル、状況に合わせて設定され、時折変更や調整を行います。キャリア目標を設定することは、キャリアプランニングの重要な一環であり、個人が自分の将来に焦点を合わせ、進化させるための指針となります。

キャリアパスってなに?

キャリアパス(Career path)は、個人が自身の職業生活において進む予定または計画された経路や道筋を指します。これは、個人が職業的な成長や目標達成に向けて進むための方向性やステップを示すもので、次の要素から成り立っています。

  1. 職位と役割の進化: キャリアパスは、現在の職位から将来の職位への進化を示します。これは、昇進や職位の変更を通じて実現されることが一般的です。たとえば、エントリーレベルのポジションから上級管理職に昇進する計画をキャリアパスとして考えることができます。
    私の事例:入社時は工場の経理担当からキャリアをスタートし、その後ファイナンシャルアナリスト、マネージャー、コントローラー、CFOとキャリアパス、キャリアアップをしていきました。スタート時からこのようなキャリアパスを描いていたわけではありませんが、30代になりこのようなキャリアパスを目標に設定しました。
  2. スキルと資格の獲得: キャリアパスには、必要なスキルや資格を習得するための段階も含まれます。個人は、自身の目標に合わせて新しいスキルを習得し、必要な資格を取得することで、進路を進むための準備を行います。
    私の事例:私は資格は無いよりは有った方がいい程度で、それよりも様々なスキルを身につける方が大事と思っています。
    スキルについては「キャリアアップのために必要なスキルセットってなに?」をご参照ください。 https://n-dra.com/skillset/
  3. 組織内外での経験の積み重ね: キャリアパスには、組織内で異なる職務やプロジェクトに参加し、経験を積み重ねるプロセスも含まれます。この経験は、個人の成長と職位の昇進に寄与します。
  4. 教育とトレーニング: キャリアパスに沿った教育やトレーニングの計画も重要です。これには、大学や専門学校での学位取得、職業資格の取得、継続的な職業トレーニングが含まれることがあります。
  5. 目標設定と自己評価: キャリアパスを設計する過程で、個人は自身の目標を明確にし、定期的な自己評価を行います。これにより、進路を調整し、目標に向かって進むための行動を計画できます。

キャリアパスは個人にとって非常に重要であり、職業的な成功や満足度を追求するために役立ちます。それぞれの個人にとって異なるキャリアパスが存在し、個人の目標、価値観、関心に合わせて設計されます。また、キャリアパスは時間と共に変化することがあり、新たな機会や優先事項に合わせて調整されます。

キャリア目標のヒントがいっぱい「キャリアマップ」

 キャリアマップ(Career map)は、個人が自身の職業生活において進む予定や計画された経路を視覚化し、明確に示すツールまたはドキュメントです。キャリアマップは、個人が職業的な成長や進化を管理し、自分自身のキャリアを計画するために使用されます。
 以下は、キャリアマップの特徴と重要性についての説明です。
参考:厚労省HPよりスキルマップ事例が多く掲載されていますので、是非ご参考にしてください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_07792.html

厚労省HPより スーパーマーケット業のキャリアマップの例
  1. 視覚化と計画: キャリアマップは、個人が自分自身のキャリアの進路や目標を視覚的に表現する手段です。これにより、個人は将来の職位、スキルの獲得、教育の進行などを明確に計画できます。
  2. 目標設定: キャリアマップは、個人が自身のキャリアにおける長期および短期の目標を設定するのに役立ちます。具体的な目標を設定し、それらを達成するためのステップを特定することができます。
  3. スキルと資格の追求: キャリアマップは、必要なスキルや資格を明確に示し、それらを獲得するためのプランを提供します。これは、個人が職業的な成長を実現するために必要です。
  4. 自己評価とフィードバック: キャリアマップは、個人が自己評価を行い、どの領域で改善が必要かを特定するのに役立ちます。また、上司やメンターからのフィードバックを受け入れるプロセスにも役立ちます。
  5. 成果の追跡: キャリアマップは、過去の成果や進行状況を文書化するのにも使用されます。これにより、個人は自身のキャリアの進化を定期的に確認できます。
  6. 適応性と変化への対応: キャリアマップは柔軟性を持ち、変化や予期しない機会に適応することも考慮します。キャリアは時折予測できない出来事に影響されることがあり、その際に柔軟に対応するための戦略も考慮されます。

キャリアマップは個人のキャリアプランニングにおいて非常に役立つツールであり、個人の目標設定と成長を支援します。それぞれのキャリアマップは個人に合わせてカスタマイズされ、時間と共に調整されることがあります。

キャリア目標の立て方、具体的な手順

キャリア目標を立てるための具体的な手順は以下の通りです。これらのステップに従うことで、自身のキャリア目標を明確に設定し、達成への計画を策定できます。

  1. 自己評価:
    • まず初めに、自己評価を行い、自身の強み、弱み、関心、価値観を明確にします。自分自身を理解することが重要です。
      私の事例自分らしさとは?自分の才能とは?と悩んでいた時、算命学に出会い、非常に端的に自分の理解が進みました。これにより目標がより明確になり、CFOまでのキャリアアップを迷うことなく進むことができたのでとてもオススメです。
  2. 具体的な目標の設定:
    • 一般的な目標を具体的に設定します。たとえば、「昇進を受けて、現在の役職から次の管理職に昇進する」といった具体的な目標を設定します。
  3. 測定可能な目標の設定:
    • 目標を測定可能なものにしましょう。たとえば、特定のプロジェクトを完了する、売上を一定額増やす、ある資格試験に合格するなど、数値で評価できる目標を設定します。
  4. 達成可能な目標の設定:
    • 目標は現実的で達成可能なものである必要があります。目標が過度に難しい場合、モチベーションを低下させる可能性があります。
  5. リアルな目標の設定:
    • 目標は自身の状況と一致している必要があります。現実的な制約やリソースを考慮に入れましょう。
  6. タイムバウンドな目標の設定:
    • 目標に期限を設定しましょう。期限を持つことで、目標への取り組みが具体化され、計画が進行しやすくなります。
  7. 長期および短期の目標の設定:
    • 長期的な目標(3年から5年)、中期的な目標(1年から3年)、短期的な目標(3か月から1年)を設定しましょう。短期目標は長期目標のステップとして考えます。
  8. 優先順位付け:
    • 複数の目標がある場合、それらの目標の優先順位をつけましょう。どの目標が最も重要かを明確にし、フォーカスを置きます。
  9. 計画の策定:
    • 各目標に向けて具体的な計画を立てます。必要なスキル、リソース、活動、スケジュールを考え、行動計画を作成します。
  10. レビューと評価:
    • 設定した目標の進捗を定期的にモニタリングし、評価します。進行状況を確認し、必要に応じて計画を調整します。
  11. 柔軟性と変化への対応:
    • キャリア目標は柔軟性を持ち、状況や優先事項の変化に対応することを考慮します。必要に応じて目標を修正し、変化に適応します。
  12. サポートとメンターシップ:
    • キャリア目標を達成するために、メンターやキャリアコンサルタントなどのアドバイスやサポートを活用しましょう。客観的な視点というのはとても重要です。いつでも相談できるメンターやキャリアコンサルタントを持つことは長い人生においてとても有益です。
      私の事例算命学の勉強を通じて良きメンターに出会うことができました。悩みがあるときの良き相談相手です。また、自身が今、キャリアコンサルタント資格取得の勉強中なので、学習内容からもキャリアコンサルタントもメンターとしては適任だと感じてます。

これらの手順に従ってキャリア目標を設定し、達成に向けて効果的なプランを立てることができます。目標設定と計画を定期的に見直し、調整することで、キャリア目標の達成がより実現可能となります。

まとめ

 キャリアアップを目指すには、キャリア目標を立てることがとても重要です。
キャリア目標(Career goals)は、個人が自身の職業やキャリアに関する将来の望みや計画を示すものです。目標設定には、キャリアパスを考えたり、キャリアマップを参考にすることも役立ちます。
 また、目標設定と計画を定期的に見直し、調整することで、キャリア目標の達成がより実現可能となります。
 そしてメンターの存在はとても重要です。例えば、キャリアコンサルタントなどからサポートを受けることにより、より客観的な視点が入り、キャリアマップのためのキャリア目標が上手く立てられると思います。

当メディア管理人
じょう

大学卒業後、日系の経理部員からキャリアをスタートし、欧米、台湾など主に外資系にて転職を経験。その間、マネージャーからCFOへと着実にキャリアアップを実現。
 定年後、会社設立し定年ぼっち起業。キャリアアップ経験、人事部ではなく採用部門側として700人以上の経歴確認や300人以上の採用面接の経験、求職側と採用側の両方の経験などを活かしたキャリアアップ支援を実施中。また、中小企業診断士、ITコーディネーター、ファイナンシャル・プランナーなどの資格を活かした個人のライフ・バリュー・アップをサポート中。2024年5月国家資格キャリアコンサルタント登録。
 このサイトでは、「キャリア=ライフ・バリュー」と捉え、「自分らしくキャリアアップをしながら、ライフバリューアップを目指している人に向けてのコンシェルジュ」を目指して、情報を発信中。

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