【ライフ】50代からのパートナー探し:シニア世代の婚活事情とは?

ライフ

人生100年時代と言われる現代では、50代や60代はまだ人生の後半の入り口に過ぎません。

定年退職、子どもの独立、離婚や死別などをきっかけに、「これからの人生を共に歩むパートナーが欲しい」と考える人が増えています。最近では50代・60代のシニア婚活という言葉も一般的になり、婚活サービスやコミュニティ活動など出会いの機会も広がっています。

一方で、

  • この年齢から婚活をするのは遅いのではないか
  • 同年代で出会いはあるのだろうか

と不安を感じる人も少なくありません。

しかし、公的統計を見てみると、人生後半でパートナーを探すことは決して特別なことではないことが分かります。

本記事では、政府統計や白書などの信頼性の高い情報をもとに、50代・60代のシニア婚活の実情を整理して解説します。

なぜ今、シニア婚活が増えているのか

人生100年時代という背景

シニア婚活が増えている最大の理由は「寿命の長さ」です。

厚生労働省の生命表によると、日本人の平均寿命は

  • 男性 約81歳
  • 女性 約87歳

となっています。

参考
厚生労働省「簡易生命表の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life21/index.html

例えば60歳で独身になった場合、その後20年以上の人生が続く可能性があります。
この長い人生を考えると、「一人で過ごすよりもパートナーと人生を楽しみたい」と考える人が増えるのは自然な流れと言えるでしょう。

また、内閣府の男女共同参画白書では、40代以降でも結婚やパートナーを望む人が一定数存在することが示されています。

参考
内閣府 男女共同参画白書
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/zentai/html/honpen/b1_s00_02.html

具体例

例えば、定年退職後に旅行や趣味を楽しもうと思ったとき、「一緒に楽しむ相手がいない」と感じて初めて孤独を実感する人も少なくありません。
長年仕事中心で生活してきた人ほど、退職後にパートナーの存在の大きさを実感するケースがあります。


再婚・未婚という社会背景

シシニア婚活のもう一つの背景は、再婚や未婚の増加です。

日本では結婚のうち一定割合が再婚となっています。
また、国勢調査によると、50歳時点で一度も結婚していない人(いわゆる「50歳時未婚率」)は

  • 男性 約28%
  • 女性 約18%

とされています。

このデータからも、50代・60代で独身の人は決して少なくなく、パートナー探しのニーズが一定数あることが分かります。

また、結婚の形も多様化しており、内閣府の白書では、恋愛結婚が現在では約9割を占めるなど、結婚観が変化していることも示されています。

参考
内閣府 男女共同参画白書
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/zentai/html/honpen/b1_s00_00.html

具体例

例えば、子どもが独立した後に夫婦関係を見直して離婚した人が、数年後に趣味のサークルで出会った相手と再婚するケースもあります。
人生後半に新しいパートナーと出会うことは、決して珍しいことではありません。


シニア婚活の主な出会い方

婚活サービス・結婚相談所

近年は、シニア世代向けの婚活サービスも増えています。

結婚相談所では

  • 身元確認がある
  • 仲人のサポートがある
  • 同年代の会員が多い

などのメリットがあります。

また、国民生活センターでは婚活サービスに関する注意点やトラブル事例なども公開されています。

50代・60代の婚活では、若い世代とは違い

  • 人柄
  • 生活スタイル
  • 健康観

などが重視される傾向があります。

具体例

例えば、退職後に結婚相談所のシニアコースに登録し、同年代のパートナーと出会う人もいます。
若い頃の恋愛とは違い、人生経験を共有できる相手との落ち着いた関係を築きやすいという声も多く聞かれます。


趣味やコミュニティ活動

シニア世代の出会いで最も自然なのが、趣味や地域コミュニティです。

例えば

  • ボランティア活動
  • 地域イベント
  • カルチャースクール
  • 趣味サークル

などです。

特に共通の興味がある場合、自然な形で関係が深まりやすいのが特徴です。

地域活動やボランティアについては、全国の社会福祉協議会などが情報を発信しています。

参考
全国社会福祉協議会
https://www.shakyo.or.jp/

具体例

例えば、地域の日本語ボランティアに参加している男女が、活動後の食事会などを通じて親しくなり、パートナー関係に発展するケースもあります。
共通の社会貢献活動がきっかけで距離が縮まることも多いのです。


シニア婚活を成功させる3つのポイント

条件より価値観を重視する

若い頃の婚活では

  • 年収
  • 学歴
  • 外見

などの条件が重視されがちです。

しかし、50代・60代の婚活では

  • 人生観
  • 金銭感覚
  • 健康への考え方

などの価値観の一致が重要になります。

内閣府の調査でも、結婚理由として

  • 一緒に生活したい
  • 精神的な支えが欲しい

などの理由が多く挙げられています。

具体例

例えば、「高収入の相手」を求めるよりも、「一緒に食事や散歩を楽しめる相手」を求める方が、結果として長続きする関係になることが多いと言われています。


生活スタイルの相性を考える

シニア世代では、それぞれの生活スタイルがすでに確立しています。

例えば

  • 別居婚
  • 週末婚
  • 同居

など、さまざまな形があります。

結婚の形にこだわりすぎない柔軟な考え方も重要です。

具体例

例えば、平日はそれぞれの自宅で生活し、週末だけ一緒に過ごす「週末婚」を選ぶカップルもいます。
お互いの生活を尊重する形の関係は、シニア世代にとって自然なスタイルと言えるでしょう。


焦らず自然体で出会う

シニア婚活では、焦る必要はありません。

むしろ

  • 人生経験
  • 落ち着き
  • 人柄

が魅力になる年代です。

時間をかけて信頼関係を築くことが大切です。

具体例

例えば、趣味の写真サークルで数年間の友人関係を続けた後に、自然とパートナー関係になるケースもあります。
若い頃の恋愛よりも、ゆっくりと関係を深めるケースが多いのがシニア婚活の特徴です。


まとめ

50代・60代のシニア婚活は、決して特別なものではありません。

公的統計を見ても、再婚や未婚の割合は一定数あり、人生の後半にパートナーを見つけることは珍しいことではないことが分かります。

人生100年時代において、50代はまだ新しい人生をスタートできる年代です。

もし「これからの人生を一緒に楽しめる相手がいたらいいな」と感じているのであれば、

  • コミュニティ活動
  • 趣味のサークル
  • 婚活サービス

など、小さな一歩から始めてみるのもよいでしょう。

人生の後半は「残りの人生」ではなく、「自分らしい生き方を選び直せる時間」でもあります。
その中で、人生を共に歩むパートナーとの出会いは、人生をより豊かなものにしてくれるかもしれません。

当メディア管理人
じょう

日系企業から外資系CFOまでキャリアアップを経験し、定年後は「定年ぼっち起業」を実践中。キャリア・お金・ライフプランに関する豊富な経験と、中小企業診断士・FP・キャリアコンサルタントなどの資格を活かし、現役世代からシニア世代までのライフ・バリュー・アップを支援。
本ブログ「キャリ道」では人生の転機に役立つヒントを発信しています。

じょうをフォローする
ライフ
シェアする
じょうをフォローする
タイトルとURLをコピーしました