キャリアアップの必読書「人を動かす」デール・カーネギー 

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 デール・カーネギー(Dale Carnegie)は、1888年~1995年に活動したアメリカの作家、スピーキングトレーナー、自己啓発家。ルーズベルト大統領、リンカーン大統領といった歴史上の人物のストーリを例にとって説明し彼の著作シリーズは、次々に大ベストセラーとなった。
 今回ご紹介する「人を動かす」(”How to Win Friends and Influence People”)は最も有名で、80年以上も前から現在に至るまで、世界中の人々に読み継がれている歴史的ベストセラー。
 カーネギーが自身の経験や広範な調査に基づいて培った洞察をもとに書かれ、1936年に初版が出版されました。初版はわずか500千部しか刷られなかったそうですが、今や世界中で読まれています。
日本でも累計発行部数500万部を突破している大ベストセラーであり、読まれたことがある人も多いかもしれない。
 この本は、より良い人間関係を築き、他の人々と効果的にコミュニケーションを取る方法についての指南を提供している。多くのビジネスマンのキャリアアップに役立つ必読書だと思います。
 私も人間関係で悩んだとき、何度も読み返しました。また、以前会社の研修で、デール・カーネギー・トレーニングと言うデール・カーネギーの教えを実践するマネージャー向け研修を受講したことがあります。そのときに頂いた「Dale Carnegie’s Golden Books」(デール・カーネギーの数々の教えの要点が記載してある小冊子)は、今でも手帳に挟んであり、ことあるごとに読み返してます。

Dale Carnegie’s Golden Books


キャリアアップを目指すビジネスパーソンはもちろん、人間関係に悩むすべての方々にぜひ読んでいただきたいおすすめの本です

 「人を動かす」主な基本的な原則は以下の通り。私が特に大切にしている、心がけている原則を赤マーカーチェック。

  1. 他人の視点を尊重する:他人の立場や視点を理解し、尊重することが重要。相手の意見に敬意を表し、決して真っ向から相手を否定しない。
  2. 批判的な姿勢を避ける:批判的な姿勢ではなく、肯定的な姿勢を持つことで、他の人々との関係が向上する。批判、非難もしない。
  3. 相手に興味を持つ:相手に対する興味を持ち、その人の話に耳を傾けることが大切。聞き上手になり、相手に心から関心を注ぐ。笑顔で接する
  4. 名前を覚える:相手の名前を覚え、呼びかけることで、相手にとって特別感を生み出す。名前は当人にとって、最も快い、大切な響きをもつ言葉であることを忘れない。
  5. 批判を避ける:他人を非難するのではなく、建設的な批判を行うことが重要。批判、非難もしない、不満も言わない。
  6. 自分を批判する:自分自身を振り返り、改善する機会を見つけることが大切。自分の誤りをただちに快く認める。
  7. 相手を誉める:相手に対して誉め言葉を使い、感謝の気持ちを表現することが効果的。相手の考えに共感する。

この本は、ビジネスや個人生活のさまざまな側面で役立つコミュニケーションスキルを向上させる手助けとなる一般的な原則を提供しており、多くの人々に影響を与えました。カーネギーのアプローチは、人間関係の向上や成功の追求に興味を持つ多くの人々に受け入れられています。
 カーネギーの著書や彼の会社の研修プログラムは、今もなおマネジャーやマネジャー志望者に多くの共感を呼んでいるようです。それはテーマが対面によるコミュニケーションという普遍的な課題だからと言われています。
キャリアアップを目指す方々の必読書であることは間違いないと思います。

 彼の後継者としては、例えばアンソニー・ロビンズやスティーブン・R・コヴィーがいます。コヴィーはカーネギーの著作を研究した上で、今日現在で全世界で4000万部、日本国内で240万部「7つの習慣」を著したとも言われています。

当メディア管理人
じょう

大学卒業後、日系の経理部員からキャリアをスタートし、欧米、台湾など主に外資系にて転職を経験。その間、マネージャーからCFOへと着実にキャリアアップを実現。
 定年後、会社設立し定年ぼっち起業。キャリアアップ経験、人事部ではなく採用部門側として700人以上の経歴確認や300人以上の採用面接の経験、求職側と採用側の両方の経験などを活かしたキャリアアップ支援を実施中。また、中小企業診断士、ITコーディネーター、ファイナンシャル・プランナーなどの資格を活かした個人のライフ・バリュー・アップをサポート中。2024年5月国家資格キャリアコンサルタント登録。
 このサイトでは、「キャリア=ライフ・バリュー」と捉え、「自分らしくキャリアアップをしながら、ライフバリューアップを目指している人に向けてのコンシェルジュ」を目指して、情報を発信中。

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